1年以上かけてやっと気付いた「言葉の影響力」
こんにちは!EC事業部の清水です。
私は2019年に大学1年生の頃にシアン(旧モスティープレイス)のインターンを始め、現在は大学4年生になりました。
大学生活のほとんどをシアンで過ごしている私ですが、今回は3年以上の長期間に渡るインターンを通じて気付いた「言葉の影響力」について書いていきます。
シアンに浸透するマインドセット
早速ですが、こちらの壁に飾られているのが、シアンが掲げるマインドセットです。
私が入社して約3年。その道中で一緒に働く仲間がどんどん増えてきましたが、どれだけ大きな会社になってもずっと会社全体に浸透し続けていて、本当にすごいなぁとつくづく思います。
もちろん、ただ壁に張り出すだけで浸透するはずはありません。他の方も書いてくださっていたので詳細は割愛しますが、楽しみながら良い文化が浸透してゆく仕組みがいろいろあります。
(ぜひ下の記事も読んでみてください^^)
基本的にはどれもワクワクして良い仕組みだなあ…と感じますが、実は入社して1年以上、ずっと苦手だった会社ルールがあります。今日は大学1年生の頃を振り返って、その話をしたいと思います。
ネガ1!と指摘されるのが怖かった
それは「ネガティブ3」というルールです。疲れたとか、難しい〜とか、そういうネガティブな発言をすると周囲から「ネガ1!」と指摘されるもの。
確か、3回ネガティブな発言をするとランチを奢るんだったかな?大学1年の私は流石に適用外でしたが、社員さんはうぎゃーと言いながらランチに連行されていた記憶があります。
もちろん叱られてる感じじゃなく、おいおい!と笑いながらなので、一般的には全然怖くないと思います。みんな良い感じにノリノリで指摘してくれて、むしろ場が和みますw
でも、根っから超ネガティブの私にとっては、かなり緊張感のあるルールでした。 そして入社後数ヶ月経った大学1年の冬、ついに指摘を受けてしまったのです。
大学1年生ではじめて言われた「ネガ1」
先輩たちが就活の話で盛り上がる中、ぽつんと入社した大学1年の私。人生初の〝施策〟と呼ばれる業務を任されましたが、もう何をどうすればいいのやら、誰に相談すればいいのやら…!
入社当時の私は任された仕事を1人でこなすどころか、隣の人に相談することすら怖くて、緊張して、逃げ出してしまうようなヨワヨワの大学生でした。
だから、独り言のように「うああできない…」とつぶやいたのが、当時の私にとって精一杯のHELP。
その瞬間、近くの席の先輩たちに「あ、みゆうちゃんネガ1!」と笑われてしまいました。心臓がびくっ!!としました。帰り道、信号を渡り歩きながら泣いた記憶があります(笑)
「なんでネガティブなこと言ったらダメなの!困ってることに気づいてよ!」と、今思えば本当に情けなくも、私は周囲に頼り切っていました。
自分が組織を作って初めて気づいた、言葉の影響力
それからとにかく指摘されたくない一心でネガティブ発言を封じ込めたまま懸命に働き、時は流れ、大学2年の冬。いざ自分が事業責任者として組織を作ってみると、組織の仲間1人1人が発する言葉の影響力を、本当に本当に痛感させられたのです。
私のチームメイトはみんなポジティブな言葉を使う達人ばかりでした。「俺たち良いチーム!」「絶対今月のKPI達成するぞ!」そんなポジティブな言葉で埋め尽くされてチームの雰囲気はどんどん良くなり、私自身もどんどん事業に熱中しました。
みんな私と同じ大学生ですが、私の指示に「できないです…」なんて返す人は誰もいません。みんなが「チームのために頑張ります!」と笑顔で返してくれたから、ずっと明るい組織でいられたんだと思います。
自分の言葉の影響力を知る
みんなが使うポジティブな言葉の影響力に後押しされ、少しずつ少しずつ、リーダーシップを取れるようになっていった私。自分の使う言葉を、チームメイトが使い始めた頃から、さらに強く自覚するようになりました。
リーダーの自分が「日本一のメディアを作ろう」と言葉にして言い続けると、チーム内で「日本一のメディアにするんだ」という言葉が、当たり前のように会話で使われ、飛び交うようになります。
それがみんなの共通目標として、自然に刷り込まれ、気づけばひとつの文化になっているんです。
「私の言葉が組織の文化を作るんだ」と自覚したとき、もう「なんでネガティブなこと言ったらダメなの!」なんて八つ当たりの感情はなくなりました。
言葉が文化を作り、文化が人を作る
言葉が文化を作るって本当だなあ、というのが、私の大学生活一番の学びです。言葉が文化を作り、そしてその文化が私という人間を育ててくれました。
まだまだネガティブ癖は変わりませんが、入社前と比べると相当前向きになり、そしてチームの仲間を信頼するようになりました。そんな体験をぜひしてほしい、とすごく思っています。
元々はちょっとネガティブ思考だけど、本当は前を向いて楽しく働きたい!という人、大歓迎です。
ぜひ、私たちと一緒に働きましょう!