【20代】二つの後悔と一つの希望
こんちくわ!マーケDX事業本部長の新開といいます!
6月に入社し、半年が経ちました。‶おしんこ”や‶ジョン”と呼ばれたり呼ばれなかったり。
気づけば私も来月で30歳、私の20代を振り返りながら、今シアンで感じていることを書こうかと思います。
以下のような方には是非読んでいただけたら、嬉しいです。
- より良いコンテンツを作って、正しい情報を届けたい
- 何かを諦めて仕事をしている
- 真に信頼できる仲間が欲しい
ランキング操作とハードワークに心を痛めた大学時代
2015年、大学4年生の頃です。
とあるスタートアップ系イベントに参加し、「これだっ!!」と興奮しながら、休憩中親に電話しました。
「内定いくつかあるけど、就活辞める!スタートアップに行きたい!!!」
翌日から情報をかき集めたり、起業イベントに参加し出すも、何かしっくりせず、それならどっかに参画してしまおう!!と一社目のG社に入社しました。
▼参加した企業イベント
その会社には、以下の特徴がありました。
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代表含めてメンバーは全員大学生
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汚いシェアオフィスの一角
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ピボット(事業転換)してWEBメディアを始めたタイミング
楽しそー!暴れるぞー!!!とワクワクしながら、面談翌日には布団を担ぎながら、電車に揺られて初出社しました。
事業は瞬く間に伸び始め、メインメディアの事業部長として、会社に泊まり1日18h以上働くことも多く、イメージ以上に暴れることが出来ました。
ただ、僕は少しずつ違和感を持ち始めました。
色んなお医者さんや研究者さんに話を伺っていく中で、自分達が発信してる情報に明らかな誤りがあり、それは売上のために仕方ないとされることにひどく心を痛めていきました。
何度も何度も正そうとしましたが、ここは大学生集団。さらに、当時は大学生が起業してexitできた事例も少なく、みんなの気も焦り、売上至上主義になっていきました。
(良いこともたくさんあり、当時メンバーには感謝しています。)
この気持ちの悪さに、不衛生な環境、不健全な働き方が重なり、月に一度家に帰るとベッドから起き上がれなくなりました。
メディアへの事業転換から1年後、会社は見事にbuyoutされて、当時のメディア業界では有名な事例になりました。
僕も大学生にしては、大きな額のお金をもらいました。
正確な情報を適切に発信できなかったこと。
僕の一つ目の後悔です。
もう一度暴れたいと奮起した3年間
それからの数年間、ぼくの生活は荒れていました。
ミラノに住み、渋谷にも住んでいましたが、僕はほぼ何も出来ず寝ているばかり。
▼ミラノ時代家から撮った風景
![新開さんミラノ](https://xian-corporate.imgix.net/images%2Fstore%2Fc1cda43abe3db6b36bb2d8fac3179d57.jpg?auto=format&w=570&h=&fit=crop)
本を大量に買い続けながら、一冊も読めない。
何度も立ちあがり、プロジェクトを始めるも、初動は良いが持続しない、、、。
このままじゃ良くないと、焦りを捨てほんとに何もしない期間を作りました。
今お付き合いしている人の助けもあり、2019年、心が一定回復しました。
「もう一度暴れたい!!やってやる!絶対に良いものを作って、上手く行かせてやる!!」
暴れられそうな場所はすぐに見つかりました。
2社目のT社です。そこで僕は、新規メディアの立ち上げと責任者を務めました。
また楽しい日々が始まりました、事業はぐんぐん伸びていく、メンバーも増えていく、
「うん、やっぱり俺できる。いける!!!」
14ヶ月ほどで売上は月次で億を超えました。
ただ、この間、僕はミスをします。
一部の役員と信頼関係を、適切に築けなかったのです。
事業を伸ばすことに、全リソースを使い、伝えるべき違和感を伝えきれなかったのです。
それにより、様々な弊害がでてきました。
僕が関与できないゾーンが増えたり、意思決定のために必要な情報がもらえなかったり。
すごく不安定な中で戦略をつくることしかできず、メンバーもストレスを抱えていました。
腹から産まれた子同然のメディアやチームが崩れていく、、、
2022年1月僕は辞める決意をし、メンバーにもそれを伝えました。
一部の人間と信頼関係を築けずに、多くのことを断念せざるを得なくなってしまった。
僕の二つ目の後悔です。
シアンとの出会い こんな場所があるのか!!
2022年5月僕は有給休暇に入りました。
「理想的な場所を自分で作ろう!!起業しよう!!」
僕はこう心に決めており、実際にメディアを作り始めていました。
「そういえばちゃんとした採用媒体に登録したことないな俺、、、笑」
と思い、いくつか登録したところ、多くのオファーがきました。
色んな業界の話が聞けて楽しいーーー!!てな感じで、1日3本くらいやってました笑
そんな時に僕はXIANに出会いました。
その後はこんな感じ笑
- 杉野さん(代表)と話して、組織や人に対する思想みたいなものが一緒だ!と思う
- 黒ちゃん(当時20歳事業責任者)に会い、真剣に向き合ってるんだな〜て思う
- 会議を見せてもらい、忖度しないフェアな空気、みんなの真剣度、コンテンツに向き合う姿勢から、「理想的な場所すでにあるじゃん!!!」て思う
- 一緒に事業作ろうと思ってた人が妊娠
- うん!入る!!!
今まさに僕は幸せな環境にいます。
先日、編集者の松田さんから、「もしも僕たちがSERPsで上位に立てば、より雑誌に近いコンテンツや、面白いコンテンツ、正確でユーザーのためになる情報をもっと発信できると思うんです。」という意見を聞いて、共鳴しました。
入社後にはさらに以下も発見しました。
- バランス感覚があり、それぞれ違う経験に富んだ経営陣
- 「違和感を感じたら、発言する義務がある」という直接伝え合おうとする組織文化
- 地頭、性格、マインド文句なしでえげつない成長速度をもつインターン生
こう言ったらこう思われないかな〜、こうしたらこう思われないかな〜と心配しすぎることなく、相手を完全に信頼しながらコミュニケーションが取れる! 最高!!と日々揚々と感じています。
僕の二つの後悔はシアンで確実に払拭できると信じています。
ちなみに、これ僕が家で一人飲んでる時に母と彼女に送ったlineです笑
![新開さん LINE](https://xian-corporate.imgix.net/images%2Fstore%2F23645df81225e1d8a7f7a6b3dd72a7bd.png?auto=format&w=570&h=&fit=crop)
僕が20代で得た負の経験が、インターン生やメンバーとぶつかり合う中で、浄化されていき、本来の僕に戻りながらも成長を続けています。
シアンで働いている日々に熱狂し、様々なものがポジティブに変換されていきます。
この会社で僕は20代という失った時間を取り戻し、30代という新たな挑戦に満ちた時を過ごせるのです。
この場で様々な具体は語れませんが、こんな仲間たちと一緒に今まで誰も作ったことないメディアを、真にユーザーに有益なメディアを、飽くなき探究心を持ってつくることができるのです。
これが僕の希望です!
松田さん、かなち、黒ちゃん、yoshiki、中野さん、せりちゃん、がーしー、あみな、名人、羽くん、くま、たぶちゃん、工藤さん、kazukiさん、たいちゃん、りいちゃん、中井さん、ほってぃ、佐久間さん、はたびー、籔本さん、みゆうちゃん、まるねえ、いまりん、るーちゃん、堀さん、かめちゃん、杉野さん、よっしー、須永さん、きったみー、せーやくん、みんな大好きよーーん!
(まだたくさんお話しできてない人はこれからしていきましょー!!)
▼シアンで撮った写真達
まだ、僕たちは、会社の基礎を固めているところで、未熟なところや、設計しきれていないこともたくさんあります。
そんな中でも、共にヨキヨキなメディアやチームを一緒に作ってくださる方! いらっしゃ〜〜い!!
![株式会社シアン 広報](/default_avatar.png?auto=format&w=100&h=100&fit=crop)