「就活鬱」から一転、休学したら生きやすくなった話
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「就活鬱」から一転、休学したら生きやすくなった話

EC・脱毛のメディアを担当している、くまです!(苗字から取ったあだ名です。)

大学4年の7月に休学を決意し、現在に至るまで1年半弱、シアンでインターンをしています。

「え、大学4年の7月に休学をしたの?遅くない?」

いいえ、そんなことはありません!

この記事では、就活で自信をなくし、「就活鬱」に陥った自分が、休学を決めるまでに至ったストーリーをお伝えしていきます。

以下のような悩みを持つ大学生が、この記事を読んで少しでも前を向けるようになれたら、嬉しいです。

  • このまま大学卒業して、普通に就職して、ってなんか違和感!
  • 何でわざわざいい子ぶって面接を受けないといけないの?
  • 何か燃えるようなことをしたいけれど、就活があるし...
  • もっと自由に選択をしたい、けれど勇気が出ない...

全く身が乗らなかった就活

今でこそフルタイムでインターンに集中していますが、大学1年〜大学3年の頃は、学生団体やゼミ活動で忙しくしていました。

「ガクチカはたくさんあるし、就活なんてどこでも受かるっしょ」と考え、就活解禁までほとんど就活をしていませんでした。

大学3年の2月にようやく、「1ヶ月くらい就活頑張ってみるか」と思いたち、カレンダーを就活の予定でとにかく埋めてみました。そして3月頃、ある会社から内定をもらいました。

そこからやっと、「え、この会社でほんとにいいんだっけ?」「私ってこのまま就職するの?」と自分の人生を本気で考え始めました。

「あれ?私の大学生活、これでいいんだっけ?」

あるとき、自分の人生で起きた出来事をすべてを書き出してみることに。

生まれてから今日まで、起きたこと・見たこと・感じたことをルーズリーフの裏表50枚くらいに、びっしりと書きました。

すると、あることに気づきます。

「大学生活が一番楽しめていないじゃん!!!」

大学生活よりも中高生のときの方が、生き生きとしていたことに気づいたのです。思えば大学に入り、学生団体やゼミで燃え尽きたい気持ちはありながら、少し嫌なことがあると何かと周りのせいにして、逃げてきました。

すると自信のあった「ガクチカ」について、後悔の念ばかり浮かんできて、人に話したくなくなりました。

「自由すぎる大学生活で、何にも本気になれていない自分は、一生中途半端な人間になるのでは?」
「自分は何もできない頑張れない人間なんだ」

と思うように...。

何もやりたくなくなった3ヶ月

一方で周りの友達は選考をたくさん受けていました。自分は、選考以前の話で止まってしまっており、恥ずかしくて友達にも相談できません。たまに先輩に話してみるも、「とにかく今は色んなところを受けな!」の一点張り。

内定をもらってる会社に行きたいと思えない上に、自信も無くしたので就活もしたくない。すると就活のことを考えるのが嫌になり、次第に何もやらなくなってしまいました。

それから3ヶ月ほどのニート生活が始まりました。朝ご飯を食べて、アマプラ。昼ごはんを食べて、アマプラ。夜ご飯を食べてアマプラ。

不安や心配事など、何かから逃げているときに見る映画は、全く心が動きません。これが大学3年の3月〜大学4年の6月まで続きました。

新潟に帰省、親・中高の先生の前で大泣き

6月後半、「さすがにこのままだとやばい」と思い、新潟の実家に帰省することにしました。

悩んでいたことをすべて、親・中高の先生に話しました。気づいたら両方の前で大泣きしていました。

普段からあまり話すようなタイプではないので、自分の気持ちを言うのはすごく恥ずかしかったですが、みんな親身になって聞いてくれました。

▼3人の先生と父親からかけてもらった言葉

Y先生
Y先生

今のくま、ネガティブオーラすごいよ。なんか痩せた??まずはご飯をいっぱい食べな!

O先生
O先生

自分は元々、工事現場で働いてたよ。でも体力的にキツくて心身ともに疲弊して、1年くらい休んだ。それから大学行き直して、教員免許とって、今教師やってるよ。

H先生
H先生

あなたはアナウンサーになりなさい!

父親
父親

何をやったっていいんだよ!

昔から自分を知っている人と話して、本当に元気が出ました。そこで感じ取ったのは、「何をやったっていいんだ!」ということ。それから、「一度就活から離れてみよう」と思い、休学を決意しました。

休学してからやってみたいことは色々ありましたが、根っこにあるのは、「何かに熱中したい」という思い。元々は1人行動が好きなタイプですが、1人で閉じこもった結果、病んでしまったと反省。1人で熱中することは困難だと感じ、誰かと一緒に熱中できそうな長期インターンにしました。

親に休学したい旨を説明する際、万が一反対された時のために、プレゼン資料を作りました。実際は資料も必要なく、すんなりと休学を受け入れてもらえました。

▼父親からのLINE
(本当は実家に帰る連絡をするLINEを載せたかったのですが、見つからなかったので、去年の5月頃に送られてきたLINE)

父親とのLINE

実家にいるうちに、長期インターン面談の日程も組み始めました。その中でご縁があったのがシアンです。

どう考えても休学してよかった

シアン祭

結果、休学してシアンでインターンをして本当によかったです。最初から1年間フルコミットしてみたら、想像をはるかに超えて、熱中していました。「頑張るぞ!」とか自分を奮い立たせるようなことなく、自然と。

家にいるときも遊んでいるときも常に、仕事のアイディアやシアンにいるメンバーの顔が浮かんできます。

最近は、「仕事」「就職」とかいう枠じゃなくて、「何か楽しいこといい人たちとやりたい!」とシンプルに思っています。それが叶う環境にいたいと思い、大学卒業後もシアンにいることにしました。

こんな私のように、「休学して何かに没頭してみる」という選択肢もあります。

もし今、「就活に行き詰まっている…」「大学生活、やりきれなかったな…」なんて思ってる人は、ぜひシアンで最高の思い出を一緒に作りましょう。

小熊千晴

小熊千晴