【インターンから新卒入社】今年ももう終わりなので振り返ってみる【エンジニア】
こんにちは!株式会社シアンでエンジニアをしているtaichan(たいちゃん)です。
私は2年3ヶ月ほどインターンで、今年(22年)の4月から新卒入社の正社員として働いています。
「2年もインターンしていて、そのまま入社が決まるのであれば、さぞ優秀な人だったのかな??」と思われるのではないでしょうか?
そんなことは決して、本当に決してありませんでした。特に、仕事に関しては今のエンジニアインターンよりも全然できていないレベルでした。
そんな私が、「ここ最近、(働き方が)めちゃくちゃ良くなったね」と言われるようになったので、振り返りも兼ねて本日の記事を書いてみたいと思います!
エンジニアインターン時代
2年間、エンジニアインターンをしていたので、インターン時代から振り返ってみようと思います!
とりあえず、で入社する
てか、インターンだったら開発経験も積めるしお金ももらえるよな〜
まあ、話だけでも聞いてみようかな〜
入社時の僕は、このような感じでした。
そもそも働くということに関して熱量もなく、たまたま少しのウェブ開発周りの経験があっただけでした。
インターン入社してから
Webエンジニアとして、非常に軽微な修正をするタスクをいくつかするなどするうちに、少しずつどのような事業の何のためのアプリケーションを開発しているかが分かるようになってきました。
シアンでは、独自のCMSを利用しているのですが、そのエディタをアップデートすることが決まっていて、エディタの開発業務をすることになりました。
当時、開発経験が浅く、集団開発に至っては初めての経験でしたが、メンターとなってくれた方のFBをもらいながら修正し、仕上げていくという経験の中で多くの学びを得ることができました。
メディア事業、冬の時代
その後は、メディア事業のエディターの開発も終わり、さまざまな施策をしていました。
しかし、あるときGoogleの検索アルゴリズムのアップデートを被弾し、売り上げが大きく下がってしまっていた時期がありました。
メディア事業の開発はあまり行うことができず、(主なものに関しては)僕だけがメディア事業のエンジニアとして修正や改善をおこなっていた時期もありました。
一時期、メディア開発を担当していたエンジニアの方でも、「メディアってあまり開発できる部分って多くないよね」などと言うようになり、自分としてはメディアの表現も、CMS周りの改善も含めて、まだまだ沢山できることがあるのにな……というモヤモヤを抱いてしました。
正社員になることが決まる
メディアに対する気持ち、新卒での入社は可能かどうかという内容を代表の杉野との1on1で話したところ、正式にオファーを頂き、初のインターンから新卒入社するエンジニアとなりました。
ただ、メディアに対する気持ちはあるものの、大学をきちんと卒業しようという気持ちもありその時点では、なかなか事業にコミットするということはできていませんでした。
新卒入社、エンジニア正社員になるも五月病に
そのような経緯でエンジニア正社員になりましたが、私は以下のような課題を抱えていました。
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ビジネスサイドとのコミュニケーションが苦手で、自分から情報を取りに行くようなができていない
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自分のタスクに対してスケジュール感を全然持てていなくて、期日を後に切り直す事が多い
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振り返りが雑でFBを受けても、なかなか改善ができない
この状態が続き、5月か6月の初めぐらいまで、あまり良い働きができていない時期が続いていました。
五月病(六月病)になった僕が変わるきっかけになった言葉
仕事がうまく行ってないなと思い、なかなか改善できずにいて精神的にも落ち込んでしまっていました。そのうち、この仕事を自分は本当に続けたいのだろうか…?と考えるようになりました。
そんなとき、上長から1on1でこのような言葉をかけられました。
「君なら多分、転職したければいつでもできるし、本当に仕事が嫌なんだったらやめるっていう選択肢もあると思うよ」
この言葉で、自分の中のなにかが少しずつ変わり始めました。
とりあえず、本気でやめたくなる瞬間までは、もう少し頑張ってみよう。そう思うようになりました。
仲間が増え、大きな転機に
6月にマーケDX事業本部長の新開がジョインし、マーケDX事業・メディアが変わっていくきっかけになります。
事業が楽しくなり、より向き合うように
新開がジョイン後、マーケDX事業は徐々に勢いを増していきました。
新開はメディア・コンテンツに対して経験を持っていて、とても理解があり、より良いコンテンツを作りたいという思いが強いです。商品紹介事業部の事業責任者の黒田をはじめ、多くのメンバーが強く刺激を受けて事業が加速したように感じます。
▼ マーケDX事業本部長 新開の記事 ▼
▼ 新開に大きく刺激を受けている 商品紹介事業部 事業責任者 黒田の記事 ▼
マーケDX事業が伸びていく中で、よりユーザーにとって価値のある情報を届け、その価値で利益を生むという部分にみんなが向き合うようになり、記事のフォーマットやそれを実現するためのさまざまなフローに対して議論が活発になりました。
私もこの流れの中で、インターン時代から抱いていたメディアに対する期待や伸び代などを思い出し、大いに刺激を受け、高い熱量を持てるようになっていきました。
自分の課題と向き合う
仲間が増え、新規開発も活発に行われるようになり、要件定義や設計をするタスクが増えるようになりました。
お互いが腹落ちし合うまで徹底的に話し合う
シアンには、違和感を感じたものは、それを発言する義務があるというマインドセットがあります。
これは、全員が事業に対して責任を持ち、決定やその過程に対しての違和感があれば発言してより確実にいい方向に進もうという趣旨のマインドセットです。
当初、私は思うようにコミュニケーションを取れていませんでしたが、お互いが納得感をもって仕事を進めれるように何度もコミュニケーションを取って仕事を進めるように意識しました。
信頼関係が生まれる
そのような動きを続けているうちに、事業への解像度も高まり、より本質的な議論を行えるようになってきました。
お互いが事業やユーザーのことに対して考え、議論を行うことで自然と信頼関係が生まれ、ヒアリングもしやすくなりいいサイクルが生まれていると思います。
こうした動きの結果、コミュニケーション面の課題は解決できたと思います。
実際、スムーズにコミュニケーションができることで多くの開発すべき課題が明らかになったり、ビジネスサイドから上がる要望に対して、「解決したい課題は何なのか?」という部分にたどり着くのが容易になりとてもチームの動きが良くなっているように感じます。
振り返りを行うこと
こうして、コミュニケーションが活発になり、多くの業務の中でたくさんの学びを得るようになりました。
さらにパフォーマンスを加速するために、振り返りの中で「どのような点が良くなくて、それを改善するにはどのようなアクションを起こすべきか?」ということを考える時間を長めに取り、チームメンバーにフィードバックをもらうようにしました。
振り返りで気づく、自分の熱量
振り返りをする際に、良くなかった行動を振り返るのですが、自分にはまだまだ改善可能な点が多いことに気付かされます。
これは、まだまだ改善の余地があり、大きな伸びしろがあるということです。チャレンジできることが多く、非常に大変なことだと思いながらも同時に同じぐらいワクワクします。
振り返りは、まだ精度を上げられる余地がかなりあるので、改善しつつこれからも続けていきたいです。
今後の課題
信頼関係が生まれてコミュニケーション面は改善した僕ですが、新卒入社当初の3つの課題のうち、自分のタスクのスケジュールが、まだ大きなタスクでは守れないことが多々あります。
スケジュールを守れない原因は
- タスクの計画の段階での精度
- タスクの進め方
の2つがあると思います。今後は、
- タスクをより細分化して予測してみる
- バッファをある程度確保することを忘れない
- あまり挑戦したことのないタスクは特に慎重に計画をする
という点を意識し、より事業を強く押し進められるようになりたいと思います。
最後にざっと振り返り
ここまでお読みいただきありがとうございます!今年一年を振り返ると、こんなことが良かったと思います!
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コミュニケーションが取りやすくなり、事業に向き合いやすくなった
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事業に向き合いやすい環境ができてきて、メディアやユーザー体験をより良くするには?という点を常に考えて本質的な思考・議論に近づいてきた
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仲間がめちゃくちゃ増えて楽しくなった!!!
#事業作りは仲間作り
シアンには、#事業作りは仲間作りという言葉があり、メンバー1人のジョインでチームが大きく変わるきっかけになることも多くあります!
特にWebメディアに強く関心がある人や、メディアの経験があり現状に伸びしろを感じている人とは是非一度お話ししてみたいです!
シアンではWebメディアのあり方や、ユーザー体験、そして事業に向き合える環境が徐々に整ってきているのではないかと思います。
明日はアドベントカレンダー最終日!
アドベントカレンダー最終日の明日(25日)は、代表の籔本が記事を書きます!そちらもお楽しみに!
22年入社エンジニアのtaichanです。
Web周りのサーバーサイドからフロントエンド、ちょこっとインフラも触ったり、企画段階から実装、運用時のFIXまで事業で開発に関わる部分は幅広くやってます!
GitHub: @taichanne30
エンジニアってやっぱり長期インターンとかで開発経験とか積んでおいたほうがいいのかな〜