「バグ」を「伸び代」と言い換える文化
こんにちは、マーケDX開発チームの中野です!(社内ではくまぽんと呼ばれています)
半年ほど前から、プレイングマネージャーとして日々アンコンフォートゾーンに挑戦しています!
今日は弊社のマインドセットの一つである「文化を構成する最小単位は言葉」についてお話しさせていただきます!
自己紹介
まずは自己紹介を兼ねて、シアンのマーケDX開発チームについてお話しさせていただきます!
弊社のマーケDX開発チームは、メディアを運営するための基盤システムである「CMS」を自社でスクラッチ開発しています。
30以上のメディアを運営しているので、複数メディアに跨って内部のデータを部分的に使いまわせるようにしたり、競合他社よりも「高い品質の記事」を量産するための仕組みを作ったりするなど、日々さまざまな機能開発をしています!
システム開発で避けては通れないバグ
早速ここで本題です!
スマホのアプリやWebサイトで不具合があって想定通りに操作できなかったりする状態に遭遇したことがある人は多いと思います。
世間的にはそれを「バグ」と呼びます。辞書的な意味は、以下の通りです。
コンピュータープログラム上のミスのこと。もともとは小さな虫のことを意味するが,ソフトウェアに内在する欠陥のことをいうようになった。バグがあると,なにかの拍子にプログラムが動作しなくなったり,異常動作を起こしたりする。
出典:コトバンク
バグという言葉はネガティブである
人がシステムを作る(プログラムを書く)以上は、考慮漏れや設計ミスなど、意図していなかったシステムの挙動が発覚することは少なくありません。
シアンの開発チームの業務は「CMSの機能開発」(プログラムを書くこと)です。
(※ それだけではないですが!)
その中で、バグと呼ばれる現象が発生することもあります。以下の会話を想像してみてください。
えっ!バグ!??!
ぴえええん、ごめんなさい、すぐ直します。。!!
このような会話があった場合、エンジニアは精神衛生的に良くない状態になる可能性があると思います。
(もしかすると、ちょっと胃が痛くなるかもしれません笑)
そもそも「バグ」という言葉自体が、少しネガティブな表現だと思っています。
前述の辞書的な意味で言い換えるなら「あなたの書いたプログラムに欠陥があるよ」という意味になりますし、気持ちが良い言葉じゃないですよね?
文化を構成する最小単位は言葉
先ほどの会話の「バグ」を「伸び代」に言い換えてみます。
くまぽんの作った新機能に伸び代があったよ!
ほい来た!伸び代つぶします!!
(伸び代をつぶす = さらに事業を成長させるぞ!)
この言い換えだけで、めちゃめちゃポジティブな気持ちで不具合に対処できるし、何より「伸び代」という言葉自体がワクワクしますよね!
システムの不具合はあくまで「伸び代」であって、それを改善することによって事業が成長すると考えると、なんだか急に楽しくなります!
また「伸び代」の言い換えの他にも、以下のような言い換えもあります!
文化を構成する最小単位は言葉であり、普段の何気ない言葉遣いから会社の文化や働きやすい環境が生まれます。
「ネガティブ言葉」を「ポジティブ言葉」に言い換えることは、普段の日常生活でも応用できる+人生がもっともっと楽しくなるのでオススメですよ!
シアンではこのように、ネガティブな言葉を「よりポジティブな言葉に言い換えること」ことで良い文化を作っています!
おかげで毎日、すごく楽しい環境で業務に臨むことができて最高です!!
そんな環境で自分も働いてみたい、メンバーの話が聞いてみたい方は、以下より詳細をご確認ください!
くまぽんの作った新機能がバグって困ってます!!