仏教に学ぶ|悩みと向き合う正しいマインドセットの方法
こんにちは!マッチング事業部の石丸です。
私はシアン初のフルリモート正社員として、名古屋で仕事をしています。
フルリモートでも平気!と伝えようかと悩んだのですが、先日京都に行き仏教の世界観に圧倒されたばかりなので人の「悩み」について仏教的観点でお話ししようと思います。
実は私大学時代は日本史学を学んでいたので、日本古来から伝わる考え方や文化が大好きなんです。
仏教というと固い印象を持たれるかもしれませんがそんなことはありません。自分なりに解釈をして、考え方を参考にするくらいがちょうどいいんです。
ここからは私なりに解釈した考え方と、シアンのマインドセットを絡めてお話しします。そんな考え方があるのかと思って読んでもらえると嬉しいです!
悩みは妄想にすぎない
悩んでいるという状態が悪い状態なのかというとそんなことはありません。
私は「悩む(不快に感じる)=変化が訪れている」だと思っています。これぞシアンのマインドセットにもあるアンコンフォートゾーンにしか成長はないですね。
悩むのは心が反応している証拠
仕事で思うように結果が出せない。怒られてしまった。など人の悩みは様々ですがこれらは全部、心が反応している証拠だと仏教では言います。
この心の反応は自分が思っていたのとは違う状況だから起こっているんですよね。つまり、自分の中でこうあるべきと勝手な妄想をしているんです。
- 2度と失敗してはいけない
- 社会人とはこうあるべき
- 成長しなければ
なんて、自分で自分に縛りをつけてしまっていませんか?
仏教ではこの悩みを理解することで成長につなげていきます。
悩みが解決しないのは理解していないから
悩んでいる時ってモヤモヤしてなんとも言えない気持ちですよね。
人はこの不快感から逃れるためにやめてしまったり、攻撃的になったりします。
人を批判したくなったり、嫉妬したりするのは自分の悩みから逃れようとして起こる行動です。
理解して初めて自分のものになる
もう悩みたくない!!と悩むことをやめる前に、まずはその気持ちを理解しましょう。
悩みの種類って実は3種類しかないんです。
- 貪欲…期待しすぎ、求めすぎ
- 怒り…挫折、コンプレックス
- 妄想…優劣、善悪
そんなわけないと思ったあなた、今のモヤモヤする感情を言葉に書き起こしたり、口に出してみてください。必ずどれかに当てはまってしまうんです。
理由がわかると少しだけ気が楽になりますよね。
この分類って、ブッタが悩みを研究し尽くして生まれたものなんです。すごいですよね。
考えるって当たり前なんですがこの誰もができる当たり前を、誰も出来ないくらい続けると、ありえない結果が出るを体現し悟りを開いたと思うと、突き詰めることの大切さが身に染みます。
自己否定だけは絶対にしない
悩んでいる時って、どうせ自分なんて。と自己否定をしてしまいがちです。
しかし、否定してもなにも変わりません。否定しないで理解をすることを心がけてみてください。
理解をしてあげるだけで、モヤモヤしていた気持ちが受け入れられるようになります。
例えば、失敗してしまい、次の挑戦が怖くなってしまった場合。人によって悩みの種類は違ってくることに気づきませんか。
できなきゃいけないと妄想しちゃってたな。できないこともあるよね。と悩みの種類に合わせて、自分で納得ができます。
これがメタ認知です。悩んでいる時こそ、視野を広げて自分を客観視することを心がけようと言いたいのです。
正しい動機をもってメンタルセットをすることが大切
ここまで真面目に語ってきましたが、仏教の考え方って穏やかでわかりやすくないですか?
もちろん現代の競争社会を生き抜くためにはもっと熱くあるべき!という考えももちろんありますが、そのモチベーションって正しいのでしょうか。
「競合を超えたい(他者否定)」「このままではいけない(自己否定)」から生まれていませんか。このモチベーションが悩みを生む原因です。
「あの人の幸せのため」「悲しみに共感したから」といった肯定の動機をもってマインドセットしていくことに意味があります。心から肯定の思いをもって行動すると、知らず知らずのうちに悩むことが減り成長できるようになるんです。
まだまだ未熟な私ですが、肯定の動機を忘れないで高め合っていきたいと私は思っています!
シアンのメンバーはポジティブなモチベーションで行動を起こします、そんな点に惹かれて私は入社しました。
空気感を味わってみたい、メンバーの話が聞いてみたい方お待ちしています。